面会後~寝るまで
病棟待合ロビーはエレベーター付近にあり、隣接している小児病棟の家族もちらほらいました。
色々報告し合っている時に、その小児病棟から出てきた若い医師が、私達の前を通り過ぎエレベーター前で待っていたのですが、妹が
イケメン先生!
と大喜び。なんとか近づけないかなぁ?なーんて。笑ってキャッキャ言い合える位、私は元気でした。笑うとお腹の傷が痛いのもなんだか可笑しくて、泣きながら笑ってました。
なんだかんだ、1時間位座ったまま話して、さすがに疲れてきたところで、妹と子どもにバイバイ。この日の子どもは、別れ際少し淋しげだったけれど、「明日も来るね〜!」と、泣くことなくエレベーターに乗り込み帰っていきました。
私が普通に話す姿を見せられて、多少は安心させてあげられたかな?
また袋を持ちながらソロソロと歩いて病室まで戻りましたが、この時少し腰痛が和らいでいて、寝たままでは良くないのだろうな、と思いました。
そこで、戻った病室ベッドで横になり、普段毎朝起きる前にやっている腰痛予防ストレッチしてみました。腰椎圧迫骨折しているせいか普段から腰痛持ちなので、朝は必ずストレッチしてから起き上がるようにしています。
やり方は簡単で、仰向けになり両膝を立て、腰は浮かせず、ゆっくり両足を太ももから真上に上げます。ベッドと直角になるように上げたら、膝をのばし、足の爪先をすねに近づけるイメージでアキレス腱を伸ばし、足首も直角になるようにします。ここまででも、大分ふくらはぎから太もも裏側が伸びた感じになります。余裕があれば、そこから足の爪先をすねに近づけるイメージで足首を直角に保ち、両膝を伸ばしたまま太もも付け根から、腰を浮かせずに頭側へ倒していきます。お腹に力入れずに無理の無い範囲で。
いつもなら、そこから大開脚した後、膝を曲げて仰向けのカエルの様な格好で、腰を揺らすのですが、隣のカーテンを蹴ってしまうので省き、足を上げたまま、こんどは膝を楽にして、太ももからユラユラ揺らします。ふくらはぎも揺れて足首もブラブラするようにすると、むくみも少し楽になります。
ベッドがギシギシいってうるさいって程ではなかったし、私はこのストレッチのお陰か、日々腰痛は無くなっていきました。もし、術後の腰痛が辛い方には、無理の無い範囲で試していただきたいです。
夕方、夕食前に担当医が来て診察。
お腹の傷も問題ないし、下からの出血も全く無いし、私も元気だし、順調順調。
取った子宮の説明をしてくれました。
すでに病理検査に出されていて、諸々の結果が出るのは2週間後、という事で、退院後の経過診察時にお話しできるでしょうと言われる。
画像が見たいとお願いしたら、小さくて分かるかなぁ…?と言いながらポケットから取り出したスマホの画面を見せてくれました…
メスが入れられ、「子宮の開き」状態の画…普通の人はこんなグロい画持ち歩かないよなぁ
色々な意味で、お医者様は凄い!
グロい画に少しショックを受けながらも、子宮内に、素人でもわかる白い塊が、へばり付く様にあるのがわかった。筋腫なのかと聞くと、違うと。まだ何とも言えないので、病理検査の結果を待ちましょうと言われました。
ちょっと不安に思いましたが続けて 、そんなに悪い物には見えないし、全て取りきりましたから と言ってくれた と思ったら、もし悪性の時は治療していかなくてはならいと…
上げておいて〜落とす…そりゃもしもの話もしないとだ。
それと、問題なければ明日、お腹の管をとりましょうと言われる。
また来ます と行ってしまいました。
不安でドキドキなのか先生にドキドキなのか…多分先生の方でしたね。
先生との貴重なドキドキの診察時間は、せいぜい10分程度。病室ではほかの人も聞いているし、当たり前だけど、余計な事は話せません。
色々雑談したかったなぁ…
夕食から普通食に戻り、喜んで食べるも、やはりすぐにお腹いっぱいになってしまう。胃が下から持ち上げられているような圧迫感。残すのがイヤで頑張るけど、食べられずに半分残してしまいました。便秘だし絶食の後だし胃が小さくなった?とか思ってました。
まだお風呂の許可は出なかったので、歯磨き洗顔して寝る支度。病室窓側に洗面台があったけれど、うがいとか思いきりしたかったので、共同洗面所まで歩いて行ってました。消灯時間は早いけれど、廊下やトイレ洗面場所は明るく、夜中に起きても怖い事はありませんでしたね。
翌朝から飲み薬再開になったけれど、ステロイド剤のみ今晩点滴で入れていくという事で、22時から30分程度点滴。プレドニン錠剤だけ明後日朝から再開になりました。
寝不足続きだったし、安心したのか、この晩は良く寝られました。
あ、耳栓必須です!
昨日はホワイトデー
バレンタインに子どもの要望でチョコパイを一緒に作ってダンナに渡したけれど、これまでは旦那は子どもにさえ何も渡さない…
私は期待しないし、全てにおいて諦めているけれど、子どもはどう思っているのか…今年はアルのか…