腹腔鏡下子宮全摘術 説明

腹腔鏡下子宮全摘術

家族説明での内容

・手術内容 腹腔鏡下子宮全摘術、右卵巣、左右卵管摘出手術
・全身麻酔
・手術時間=4~5時間
・切開創=お臍に0.5㎜~2㎝の切開が1箇所、下腹部に0.5㎝~3㎝の切開が1~3箇所(左右と下腹真ん中)計2~5箇所。術中の所見で切開数は変わるようです。

↑先生からの手術説明図の写真
ピンクの囲い部分を切開
水色部分は追加するかも、と言われた部分で、切開せずに済んだ箇所。
実際の傷の大きさが、この絵位!5〜7mm程で、ほんとに小さい!
(追記、5年後には傷跡が分からなくなってた)

[手術概略]
お臍の切開部分から腹腔鏡という内視鏡をいれます。
下腹部の切開部分からは鉗子(外科手術用の体内の組織などをはさんだり、引き出したりするための、鋏形の金属器具)や電気メスなどの器械を入れて、お腹の中の内視鏡の映像をテレビモニターに映し見ながら手術を進めます。
そのときに、お腹の中が観察しやすいように、炭酸ガスを入れて、お腹を膨らませます。
膣から子宮を取り出すため、膣から子宮の中に器械を入れて手術の補助を行ったりもします。
この手術の良い点は、開腹術に比べて傷が小さいので、術後に痛みが少なく、入院期間が短くできます。傷口も小さく、術後癒着も少ないことです。
問題点は、手術時間が長く、出血量が増えたときなどの対処が困難な場合があります。
手術中に安全が確保できないと判断されたときは、開腹術に移行します。その際は入院期間が延びたり、開腹術による合併症をおこす可能性があります。

私は何の問題もなく、
手術時間 3時間46分
出血量460ml(少ない!!らしい)
研修医が「神ワザでした!」という程の大成功で終わりました。
予後もすこぶる良く、土日をはさんでしまったので、7日間で退院。

膠原病との兼ね合いで、何かしらのトラブルを予想していたので、拍子抜けした感じすらありました。

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