重度のドライアイ シェーグレン症候群

婦人科回想話から一旦離れて現在のお話し

元々ドライアイが酷く、6月には左目が悪化して炎症おこす程でした。
その時は真面目に浴びるほど目薬さしていたのですが、喉元過ぎれば〜で、痛みが無くなる頃には、乾きが気になれば目薬さす程度になっていたんですね
お盆休み直前、また左目が突如真っ赤に充血して、痛み出したんです。
そうなってからだと、ヒアレイン点眼薬さしてもなかなか良くならず、また近所の眼科へ。
結果、かかりつけ大学病院での受診を勧められる事となりました。
膠原病からの症状であれば、トータル的に診てもらった方が良いという考えの様でした。
大学病院の眼科は5年近くかかっていない為、初心扱いだし、紹介状無しだと選定療養費とかで、5,000円も実費で取られる。(病院によって3,000〜8,000円程)
眼科医はかかりつけの大学病院の内科医に紹介してもらった方が早いのでは?と、紹介状を書いてくれず、大学病院の内科の先生には、口頭でいいから「町医者が大学病院で診てもらった方が良いと言ってた」と伝えてね、とあっさり。

内科受診予約は夏休み明け、9月第2週目だったのでしばらく先になってしまう。それでなくても、この眼科もお盆休みに入ってしまう。
どの道時間空いてしまうのなら、様子みて、お盆休み明けに症状が落ち着いていたらそれで良しとして、ジクアス点眼液(ドライアイ治療剤)を新たに処方され、加えてヒアレイン点眼液をバシャバシャ使って、それでも症状あればお盆休み明けに診てもらって、内科受診日まで持たすという流れになった。
結果症状は落ち着き、大学病院内科診察時に先生にお願いして、眼科へ紹介受診する事になったのでした。

といっても余程の事でない限りその日のうちに紹介・受診はできず、翌週に受診予約を取りました。

やっと眼科受診日となり、待合で待っている間に、「シルマー試験」という、涙の量を調べる検査。
リトマス紙のような紙の端を下まぶたに引っ掛けて5分置く、という簡単な検査。その間普通にまばたきとかしているのですが、結構チクチク痛くて5分が長く感じます。
検査終わり、診察室へ呼ばれて行くと、若い可愛らしい女医さんでした。
早速シルマー試験の結果。
正常値は10mm以上。5mm以下だとドライアイの可能性有の値のところ、左目1mm、右目3mm。
目の状態確認すると、まだ傷は多く、乾燥が酷かったよう。
コンタクトでもない、PCを長く見ている訳でもない。元々膠原病という事で、眼科的にはシェーグレン症候群と診断できる症状だと言われました。
といっても治療法は特になく、目薬を使うしかない。
もし目薬があわなかったり効果無い時は、涙点プラグをする、それでダメなら自己血清点眼治療をする、という話しでした。どちらも保険適用です。
涙点プラグは、15年程前にやった事があります。その時は頻繁に結膜炎になり、2ヶ月程で断念しました。
目に麻酔点眼液をさし、シリコン製の小さなネジのような物を、ピンセット?で下まぶた目頭の小さな穴(涙点)に差し込み蓋をして、涙の流出を減らして眼球を潤すというもの。
処置中は当然目を開いたままなので、ピンセット?の先が目に近づくのは怖かったですが、痛みは全くありません。個人の感想で、痛みを感じる方もいるそうで・・・
効果を感じた時は、コンタクトが出来る!と喜んだけれど、結局外さなくてはならず。

自己血清点眼というのは初耳で、簡単に言うと自分の血液の血清から目薬を作ってさす、というもの。
人工涙液と違い、自分の血液からとった血清は涙に近いらしく、当然副作用がない。かなり効果があるようです。
ただ保存期間が短く通院が増える事になる、度々採血するなど、患者負担も大きいようなので、最終手段に。

先ずは、ムコスタ点眼液1日4回から試しましょう、となり、ジクアス・ヒアレインも併用しつつ3週間使いました。
このムコスタ点眼液
マズイ
乳白色で牛乳を目に入れてるみたいになって、しばらく視界が煙りの中にいる感じになる。
後から喉にまわってきたときに、とにかく苦くてマズイ。
1日4回、真面目にやって昨日の診察。
傷がほとんど無くなっていて、プラグを考える程ではなくなってました。
確かに目がシバシバする事があまりなくなっていて、自分でも効果を実感できていました。
ムコスタ点眼液の効果は確認できたのですが、とにかく苦くて続けるのがイヤになったら?と聞いたら、回数減らしても良いというので、しばらく続けます。
涙点プラグは付けたくないからナァ。

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