退院後 翌日

自宅に帰っても寝られないとは…。

こうなると環境のせいではなく、精神的なもの?
この日の晩は、入院初日、手術前日の晩にもらって飲まなかった眠剤を思い出し、飲んで寝たら効果てきめん!久しぶりに熟睡できました。
自分では子宮が無くなった事での喪失感とかの自覚は無くて、精神的なものは理由でないと考えていましたが。
何故寝られないのか…
先生か…
先生に会いたくて、先生の事ばかり思い出して浸ってしまう。
子どものケアもしないと、と思いながら先生の事、後何日で診察だ!などと考えてばかりいました。
これまでの外来では、一切こんな感情湧いてこなかったのに。
きっとこれは 吊り橋効果 で、緊張のドキドキを脳が恋愛のドキドキと勘違いしているだけ。
初めての手術で死をすぐそこに感じて、不安と緊張の中頼れるのは先生だけ。そこを優しく励まされ、更に治してくれた訳で。
脳の勘違いから始まった感情と、信頼と尊敬ですっかりファンになってしまったのです。
おそらく10歳以上年下で、イチロー選手を優しくした感じです。
妹に全てぶちまけて聞いてもらいましたが、イチロー選手ではないなぁ…と言われてしまった

退院翌日だというのに、今思うと無茶しました。
妹も行きたい所があるだろうと、IKEAとららぽーとのはしご。
ずいぶん歩いて疲れたけど、術前にあった貧血による息切れがないだけ楽!
朝10時頃家を出て夕方帰宅。
妹も心配していたけど、痛みや傷の引きつれとか出血とかはなくて、ただ疲労感だけ。
無理できたのは、心配かけたくないし、食事や掃除洗濯は妹がやってくれるから。あのまま同居してくれたら良かったワ。
しかし、私の回復があまりにも早くて、動けるのにダラダラするのが申し訳なくなってきて、少しずつ手伝って、日常に戻るようにしました。

疲れたし眠剤のおかげでこの晩は熟睡…

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